仮想通貨全体の時価総額(市場規模)の最新ランキングとチャートをリアルタイムで見る方法

仮想通貨全体の時価総額(市場規模)の最新ランキングをリアルタイムで知るために約ん立つウェブサイトをいくつか紹介させて頂きます。

CryptoCurrency Market Capitalization(クリプトカレンシーマーケットキャップ)

もっともオススメなのがCryptoCurrency Market Capitalization。2013年5月にリリースされたサービスです。データは5分毎に更新されます。チャートを見ることができるのみならず、チャートを画像やPDFでダウンロードすることも可能です。

CryptoCurrency Market Capitalization

Coincap(コインキャップ)

次いで、Coincap(コインキャップ)。表示価格を日本円に直すこともできます。アプリもありますので、こちらからダウンロードすることができます。

iOS:CoinCap – Real Time CryptoCurrency Market Data

Android:CoinCap.io

Coincap

CoinGecko(コインゲッコー)

さらに、CoinGecko。日本語でも表示されることに特色があります。2014年4月に始まったサービスです。仮想通貨を360度評価してランキング形式で評価しているサイトです。評価する際に使用する指標としては、

  • 時価総額
  • 流動性
  • 開発力
  • コミュニティ
  • 注目度

が挙げられます。こちらはチャートが見れませんが、なかなか見やすいサイトです。APIも公開されています。

CoinGecko





仮想通貨の時価総額(市場規模)の将来予測(将来予想)

何人かの有識者が仮想通貨の時価総額(市場規模)の将来予測(将来予想)を出しています。ここでは、そのうちのいくつかをご紹介させて頂きます。

元フォートレスのマイケル・ノボグラーツ氏「仮想通貨の時価総額は560兆円超えも」

ソフトバンクが買収合意した米フォートレス・インベストメント・グループで、かつてファンドの運用を担当したマイケル・ノボグラーツ氏は、仮想通貨の時価総額について、今後5年で5兆ドル(約560兆円)を上回る可能性があると指摘した。
ノボグラーツ氏は27日のインタビューで、ナスダック総合指数の時価総額に触れ、「ナスダックが1999年時点で5兆4000億ドルに達したとすれば、それに匹敵する規模にならない理由があるだろうか。大量の人的資本と大金が投入されており、われわれは離陸地点にいる」と語った。
ただ、そのためには仮想通貨業界に信頼性を与え、監督当局を満足させる健全なビジネス原則を確立する必要があるとの見方を示し、「そのスペースでは誰も税金を支払っておらず、税金を払わなければならない」と述べた。
ビットコインには闇商人やハッカーらが好む通貨との認識がつきまとう。欧米各国で27日に発生した大規模なサイバー攻撃でも、300ドルを仮想通貨で支払うよう求める身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」が使用され、評判がさらに傷ついた。
コインマーケットキャップ・ドットコムによれば、仮想通貨の時価総額は一時1100億ドルを超えたが、最近の価格急落を受けて、現在は900億ドル前後となっている。ノボグラーツ氏は保有するビットコインとイーサリアムを利益確定のために一部売却したものの、純資産額の10%程度を引き続き仮想通貨に投資している。

参考:仮想通貨時価総額、560兆円超えも-元フォートレスのノボグラーツ氏

 Ronnie Moas(ロニー・モアス)氏「仮想通貨の時価総額は2028年に220兆円を超える」

現在 1.500億ドル( 16.5兆円)と評価されているすべての仮想通貨の合計価値は今後 10年で 2兆ドル( 220兆円)に急激に成長する。仮想通貨の今後10年のトレンドは、実用的な資産クラスである。

私はビットコインが過去最高額を記録しても気にしていない。Amazon や Googleの株価が 100ドルと200ドルに達したときに心配されていたが、双方の現在の株価は 900ドルを超えている。私はビットコインがバブルだとは思わない。

7月初旬、ビットコインは 2,500ドル( 27.5万円)だったが、今後 3年で 15,000〜20,000ドル( 175〜 220万円)に達成すると考えられ、現在の価格の 3倍以上になる可能性があります。

モアス氏は特定の仮想通貨に投資が集中しすぎることに関しては「やや危険だ」と指摘しており、投資家はトップ10 〜 20の通貨に分散的に投資することを推奨しています。

また、同氏は現在存在する 800の仮想通貨が、20年前のドットコムバブルでナスダックで取引されていた 800の株式に非常に似ていると考えており、その中から Amazon・Apple・Microsoft は巨大な企業へと成長したが、それ以外の多くの企業が後に倒産した事実についても語っており、なかなか示唆的です。

Tech Crunch「将来的にビットコインが金に取って代わるとすれば、世界中にある金の時価総額8兆ドル強というのが目安」

もしも本当であれば、主要仮想通貨の急騰を説明できるような考え方がある。それは、もしかしたらこれらの仮想通貨には本当に時価総額分の価値があり、今後さらに何倍にも価格が上昇していくのではないかというものだ。

しかし、この考え方の問題は、仮想通貨の価値を割り出す方法がないということだ。企業と違い、仮想通貨には売上やコスト、一株当たり当期純利益といった価格の根拠となるものがない。Appleを例に考えてみると、彼らの会計報告をもとに簿価(会社を清算したときの価値)を算出することができる。そして、Appleの業績が今後も上がっていき、簿価も上昇すると考えている人がいるので、もちろん株価にはプレミアムが含まれる。

このような考え方は仮想通貨には当てはまらない。できることと言えば、通貨流通高や金の供給量との比較からその価値を推測するくらいだ。もしあなたが、仮想通貨を価値の貯蔵手段として考えているのであれば、世界中にある金の時価総額8兆ドル強というのが目安になるだろう。つまり、もしも将来的にビットコインが金に取って代わるとすれば、現在の時価総額はまだかなり低いと言える。

仮想通貨を本当の通貨のように考えている人であれば、M2と比較してみるといい。M2とはアメリカの通貨流通高のことで、ここには現金や当座預金のほか、貯蓄口座、投資信託、短期金融資産など”現金に近い”資産も含まれている。M2の総額は約13.5兆ドルにのぼり、この場合も上記と状況は同じだ。

参考:What the hell is happening to cryptocurrency valuations?
Posted Jun 7, 2017 by Fitz Tepper (@fitztepper)





仮想通貨市場全体は伸びるので、有望な仮想通貨に分散的に投資するのが賢いやり方だと個人的には思う

以上ですが、

  • ビットコインが今後上がるか下がるか
  • イーサリアムが今後上がるか下がるか
  • リップルが今後上がるか下がるか

については予測するのは難しいですが、仮想通貨市場市場がさらに拡大することは個人的にかなり確度が高いなあと思っていて、となると、有望な銘柄に分散的に投資するのが個人的に賢いやり方かなと思います。で、一番簡単なのがコインチェックが扱っている通称コインチェック銘柄に投資すること。例えばコインチェックで扱っている全銘柄に5万円ずつ投資するようなイメージです。コインチェックはその他の仮想通貨取引所と比べても圧倒的に使いやすいですし、通貨の種類も豊富で個人的にもっともオススメできる取引所です。

コインチェック以外の仮想通貨取引所については、こちらの記事に一覧を記載しているので、ご覧頂けると幸いです。

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