目次
- 1 ビットコインキャッシュ(BCH)とは
- 2 ビットコインキャッシュ(BCH)の概要(基本情報)
- 3 ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン分裂騒動で生まれた仮想通貨
- 4 ビットコインキャッシュは、マイナー(マイニング業者)側が推している通貨である。
- 5 Roger Ver(ロジャー・バー)はビットコインキャッシュこそが本物のビットコインだと主張
- 6 DCG(デジタル・カレンシー・グループ)のバリー・シルバートもビットコインキャッシュを支持
- 7 SBIグループがビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングを開始
- 8 OKCashがビットコイン先物を発表
- 9 ビットコインキャッシュ(BCH)の評判・口コミ
- 10 ビットコインキャッシュの将来性
- 11 ビットコインキャッシュ(BCH)を購入することができる仮想通貨取引所
ビットコインキャッシュ(BCH)とは
ビットコインキャッシュ(BCH)とは、2017年8月1日のハードフォークで誕生した仮想通貨です。従来のビットコインと異なり、ブロックサイズが8MBに引き上げられていることに特徴があります。
ビットコインキャッシュ(BCH)の概要(基本情報)
Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ:BCH)の基本情報は以下の通りです。
通貨単位
通貨単位はBCHです。
価格
2017年9月3日現在において、ビットコインキャッシュ(BCH)の価格は67,852円です。
2017年11月1日現在においては、ビットコインキャッシュの価格は約55,000円です。
発行枚数
発行枚数はビットコインとほぼ同数の2100万枚です。
時価総額
2017年9月3日現在において、ビットコインキャッシュ(BCH)の時価総額は $9,750,426,654 であり、仮想通貨時価総額ランキングで3位につけています。詳細については、以下のサイトをご覧になると良いと思います。
リリース日
リリース日というか誕生日?は2017年8月1日です。
ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン分裂騒動で生まれた仮想通貨
2017年8月1日に発生したビットコイン分裂騒動で誕生した仮想通貨です。
背景としては、もともと「スケーラビリティ」に問題を抱えていたビットコインの仕様変更を巡って、マイナー側とコア開発者側の意見が対立した結果、1ブロックの容量を増やしたビットコインキャッシュが生まれました。
ビットコインキャッシュを誕生させたマイナー側のことをビックブロック派と言います。
一方、コア開発者たちは、ブロックサイズを引き上げるのではなく、セグウィットによって、署名データを圧縮することで、スケーラビリティ問題を解決しようとしています。
コア開発者のことをスモールブロック派と呼びます。コア開発者は、ブロックサイズを引き上げることで、セキュリティが脆弱になることを危惧し、ブロックサイズの引き上げを阻止しようとしていると言われています。
コア開発者については、以下の記事にまとめていますので、お手すきの際に読んで頂けると幸いです。
ビットコインキャッシュは、マイナー(マイニング業者)側が推している通貨である。
誕生を先導したのは中国のマイニングプールとして有名なviaBTC。Bitmain社の関与も取り沙汰されていますが、同社は否定しています。
BitmainのCEOを務めるジーハン・ウーもビットコインキャッシュの支持者として知られています。
ジーハン・ウー
ASCIチップを開発する中国のマイニング企業「Bitmain社」の共同創業者。また、世界で最も多くのビットコインを採掘しているAntPool社のCEOでもあります。
Roger Ver(ロジャー・バー)はビットコインキャッシュこそが本物のビットコインだと主張
ビットコインジーザスと呼ばれるロジャー・バーは、ビットコインキャッシュを支援していており、自らが所有するサイトにて、以下のような共同声明を発表しています。
ビットコインキャッシュがSatoshi Nakamotoのビジョンを継承しているビットコインである。私たちはビットコインキャッシュをビットコインと呼ぶ。
実際、ロジャー・バーは、ビットコインを本物のビットコインとするために、多額の資金をつぎ込んでいるようです。
DCG(デジタル・カレンシー・グループ)のバリー・シルバートもビットコインキャッシュを支持
ニューヨーク協定を主導したDCG(デジタル・カレンシー・グループ)のバリー・シルバートもビットコインキャッシュの支持者です。
バリー・シルバート
DCG(デジタル・カレンシー・グループ)の創業者。DCG創業前は、未公開株式のオンライン仲介サービスとして知られるセカンドマーケットを創業。ナスダックに事業売却した実績を持つ。Segwit2Xを主導していることでも知られる。
SBIグループがビットコインキャッシュ(BCH)のマイニングを開始
国内大手証券会社のSBIグループは、ビットコインキャッシュのマイニングを開始しており、シェア目標30%を掲げています。
これ(ビットコインキャッシュ)が発表される直前に会社を新しくつくり、ビットキャッシュのマイニングを始めました。どこでどうやっているということは、えー、これは企業秘密なので申し上げられませんけれども、もうどんどんと進めております。
また、北尾氏はビットコインキャッシュの方がビットコインよりも技術的に上と発言しているようです。
SBI北尾氏をバカにしてる人たちは後で企業の力に泣きを見たらいい。
大事なのは、日本で仮想通貨を牽引しようとしてる大企業がビットコインキャッシュを推そうとしていること。
木を見て森を見ず#今月の一言で言えばpiss_off#BCH #ビットコインキャッシュ— ペリー (@perryraikou1853) October 28, 2017
また、上のツイートにもありますが、やはりSBIのような大手企業がビットコインキャッシュのマイニングに乗り出すというのはきわめて大きな意味を持つような気がしています。
OKCashがビットコイン先物を発表
OKCashがビットコイン先物取り引きを発表しています。
ビットコインキャッシュ(BCH)の評判・口コミ
仮想通貨ビットコインキャッシュ(BTH)の評判・口コミは以下の通り。
ポジティブな評判・口コミ
ポジティブな口コミについては、以下の通り。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]勝手に取引所の口座に振り込まれていた。ラッキー。[/chat]
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” style=”type1″]採掘難易度が本家のビットコインより低いので、その面ではアリ。[/chat]
ネガティブな評判・口コミ
ネガティブな評判・口コミについては以下の通り。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]IRS(米国内国歳入庁)がハードフォークに税考慮とのこと。税負担がかかりそうで辛い。[/chat]
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” style=”type1″]単なる模造品で価値はないと思う。[/chat]
ビットコインキャッシュの将来性
現在においては、ある程度の価格はついていますが、そもそもの模造品なので、基本的には本質的に価値があると思ってはおらず、将来性についてはネガティブです。
ただ、現在において、流動性は存在するには存在しますし、この状態で人々がビットコインキャッシュを欲しいと思えば、それは通貨としての価値を持つと言えるのかもしれません。なので、個人的にはネガティブですが、引き続きウォッチしていこうと考えている。そんな感じです。
2017年11月1日追記:
上記のように、以前はビットコインキャッシュに対してポジティブではなかったのですが、現時点では、考えが変わっています。ロジャー・バーの発言にもあるように、ビットコインキャッシュこそがサトシ・ナカモトの思想を受け継ぐビットコインであり、今後、元祖ビットコインと関係が逆転する可能性も十分にあると思っています。
https://twitter.com/CryptoApple/status/922244557856583680
また、ビットコインキャッシュについては、Plutonさんという方のツイッターアカウントに非常に有益な内容を投稿されていて、フォローしておくと良いと思います。
ビットコインキャッシュ(BCH)を購入することができる仮想通貨取引所
そんな様子見銘柄のBitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)ですが、購入することができる取引所は
- コインチェック
- GMOコイン
- ビットフライヤー
などですが、個人的には、ビットフライヤー推しです。
また、コインチェック以外の仮想通貨取引所についても以下の記事で一覧を記載しているので、ご覧頂けると幸いです。