仮想通貨「Monero(モネロ)」とは

仮想通貨「Monero(モネロ)」は、匿名性に強みを持つ仮想通貨です。ビットコインのソースコードを参考につくられておらず、「Cryptonight」というアルゴリズムを採用している「Bytecoin」という仮想通貨のソースコードを基に設計されています。

Cryptonight:特定のハッシュ値を見出すための算出アルゴリズム

 

仮想通貨「Monero(モネロ)」の概要(基本情報)

仮想通貨Monero(モネロ)の基本情報は以下の通りです。

通貨単位

通貨単位はXMRです。

運営企業

Monero(モネロ)の運営企業は、Monero Projectです。

価格

2017年9月19日現在において、Monero(モネロ)の価格は10690円です。

発行枚数

Monero(モネロ)の発行上限は存在しません。

時価総額

2017年9月19日、Monero(モネロ)の時価総額は$1,455,944,005であり、仮想通貨時価総額ランキングで9位につけています。詳細については、以下のサイトをご覧になると良いと思います。

参考:CryptoCurrencyMarketCapitalization

リリース日

リリース日は、2014年4月です。

ホワイトペーパー

Monero(モネロ)のホワイトペーパーはこちらからご覧下さい。

参考:Monero Research Lab

マイニング

Monero(モネロ)はCPUでマイニングすることができます。4年で約86%が採掘される予定です、

公式サイト





仮想通貨Monero(モネロ)の特徴①:「ワンタイムリング署名」と呼ばれる暗号化技術で匿名性を担保

Monero(モネロ)は「ワンタイムリング署名」と呼ばれる暗号化技術で匿名性を担保する仮想通貨です。ビットコインの場合は、送金の際に秘密鍵と公開鍵が用いられるため、誰が署名したかが追跡可能となっていますが、Monero(モネロ)の場合、「ワンタイムリング署名」を活用しているため、グループの公開鍵を束ねて利用するので、追跡が容易ではないのです。

補足:匿名系通貨の中でも、Zcash(ジーキャッシュ)はゼロ知識証明という技術を活用し、Dash(ダッシュ)はミキシング技術を活用しています。

仮想通貨Monero(モネロ)の特徴②:高速取引が可能

Monero(モネロ)では、高速取引が可能です。ビットコインの場合、ひとつの取引を完了させるのに約10分ほどの時間を要しますが、Monero(モネロ)の場合、2分程度で完了します。また、ブロックサイズの上限も存在しないため、最近、ビットコイン界隈で話題となっている「スケーラビリティ問題」も起こりにくいとされています。

仮想通貨Monero(モネロ)の特徴③:仮想通貨専門投資会社「Kaiseirex」のポートフォリオに

ロンドンに本拠を置く仮想通貨専門投資会社「Kaiseirex」のポートフォリオにMonero(モネロ)が組み込まれています。Monero(モネロ)の他には、

  • ビットコイン
  • ライトコイン
  • モネロ
  • バイトボール

組み込まれています。

仮想通貨「Monero(モネロ)」の評判・口コミ

仮想通貨「Monero(モネロ)」の評判・口コミは以下の通り。

ポジティブな評判・口コミ

ポジティブな口コミについては、以下の通り。

[chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]匿名系の仮想通貨には一定の需要がありそう。[/chat]

[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” style=”type1″]コインチェックが取り扱っている通貨は有望。[/chat]

ネガティブな評判・口コミ

ネガティブな評判・口コミについては以下の通り。

[chat face=”man1″ name=”” align=”left” style=”type1″]匿名系通貨なので、政府が規制をかけてこないかどうかが懸念事項。[/chat]





仮想通貨Monero(モネロ)の将来性

匿名系通貨の需要は一定は残るでしょうが、政府の規制がかかってくると一気に暴落!のようなシナリオもありえそうです。

仮想通貨取引所については、以下の記事で一覧を記載しているので、ご覧頂けると幸いです。

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